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2024.07.01 小諸店

スタッフKのharman/kardon_sound_systemと過ごす一泊二日

こんにちは、スバル信州小諸店のスタッフKです。

例にもれず唐突ですが、皆さま運転中は音楽などを楽しまれますか?
気持ちも憂鬱になる梅雨時の月曜日、これから始まる連勤(我々は連勤最終日ですが・・・)いつになく混んでいる道
そんな時に、音楽があると気が紛れませんか?

ですが、車というのは音楽を流すのには不向きである、と旧来より言われてきていました。
古事記にもそう書かれている。

だからといって、音楽を楽しむのを諦めるのは勿体ないです。
車は一人で乗れば立派なパーソナルスペース、せめて車内だけでも自分だけの時間にしてみませんか?


前振りが長くなりましたが、今回紹介するのは
LEVORG LAYBACK に搭載されている-harman/kardon sound system-
ハーマンカードンはSUBARUと共に10年以上の研究開発を続けており、先代レガシィシリーズ(BN/BS)の一部モデルにも搭載されていました。
当時はパナソニック製ビルトインナビとの競合もあり選択いただいた方は多くいらっしゃいませんでしたが、今回は標準搭載※のため、LAYBACKを選んでいただいた皆さまに楽しんでいただけます。
※LEVORG、OUTBACKの一部グレードはメーカーオプション扱い。

(網目ドアップだとヒエッてなるためモザイク処理しています)
非搭載車とスピーカー取付位置は同じものの、同軸スピーカー※による10スピーカーシステムを採用。
※同軸スピーカーは同じ箇所に複数のスピーカーを搭載しています、インパネやドアのアミアミ部分の奥に2つのスピーカーが入っています、従来は1つのみ。

これにより、より幅広い音域を補完し音楽をより楽しめる、といった設計です。
もとよりハーマンカードンは”音源を忠実に再現する”考えで、SUBARUの考えと一致していたこともあって10年近くタッグを組んでいます。
一般のナビゲーションの音響設定には音楽ジャンルに合わせたイコライザーセッティングがあり、上手く合致することで高い満足度を得ることもできました。
ただ、同ジャンルでも様々な曲があり全てに最高の満足を得るのは到底難しいわけです・・・。
※↑は現行フォレスターに搭載のダイヤトーンサウンドナビ、音楽のジャンルに合わせて様々なプリセットが存在しています。

11.6インチディスプレイ搭載車種には、上記の音楽ジャンルに合わせたセッティングは存在しません。
ハーマンカードン搭載車種に至っては低音/中音/高音・リスニングポジションの設定のみです。
まさに”音源を忠実に再現する”考えそのものです。
非搭載車の場合は高音域補完・バスブースト・ダイナミックビートエンハンサー(圧縮音源の補完システム)がありますが、それすらありません。
なんて調整しがいの無いオーディオなんだ・・・こりゃまいったな・・・と、その時のスタッフKは思っていました。


うんちくはこの辺にしておきましょう、理由あって自分の車に乗れないスタッフKのために、今回は当店の試乗車である
-LEVORG LAYBACK Limited EX-を自宅との往復のために拝借しました。

音源を忠実に再現しているのか、あらゆる音楽を楽しめるのかどうか、に基づいてセットリストを準備しました。・・・できませんでしたので、スタッフKの完全なる趣味セットリストです。
そもそもこの話題は全国のスバルディーラースタッフブログや各種媒体で擦り切れるほど取り上げられ、たぶん555番煎じくらいです。が、スタッフKの感動をお伝えしたいと思います。
基本環境として
・SONY XPERIA 1 Ⅲ ・Amazon Music Unlimited ・USB接続 ・常時Android Auto状態 ・アプリ、車両ともにイコライザーはフラット(+-0) ・乗員は私のみ ・通信環境が影響しないようダウンロード済み再生

栄えある一曲目は 【星座になれたら_結束バンド_ぼっち・ざ・ろっく挿入歌】 Ultra HD音質(24bit/48kHz)
2022年覇権アニメの一派、4人の高校生バンドが織りなすバンド活動、笑いあり感動あり・凄腕主人公の演奏に鳥肌の立つ全12話。とりあえず見てみてください。
普段からこよなく愛聴している曲がどのように変わって聞こえるのか、いざ・・・
これはすごい・・・圧倒的に洗練されて臨場感のある、この曲を聴くために別空間に移ったような感覚。
4人の音が別々に聴こえてくるんです、まとまりを持ちつつ別々に。
従来は一纏めに耳に飛び込んでくるような状態、平面の音楽を聴いているような感じ。
対して、立体的に音を感じられる。 ボーカルが先陣を切ってくる、当たり前なのにそれを感じて驚き。
音だけでなく雰囲気すらも感じられるようなライブ感、この一曲を独り占めしているような満足感が味わえました。

驚きのまま同列の曲を数曲楽しみ・・・ 次は【oath sign_LiSA_Fate/Zero主題歌】
伝奇小説のアニメ化、見るかどうかはお任せします。
この辺りでスタッフKは気づきます、今まで聞こえていなかった音があるな・・・?
ハーマンカードンによる広い音域を補完する能力は、従来のスピーカーでは聞き取りにくかった音域までしっかりと表現してくれるのです。
音の大小もありつつ、どの音もしっかりと捉えられるように聴こえてくるのが、より高い臨場感を生む気がします。
全体的に迫力のある一曲だからこそ、その力強さを全身で感じられるのもハーマンカードンならでは。

あとは頭の位置で聞こえ方にかなりの差があります。指向性の影響もあり当然ではありますが、インパネ上のスピーカーをちゃんと目視できる高さがベストのようです。

耳の位置が低いと、高音域が少し遠くに聴こえてくる感覚があるため、リスニングポジションはぜひ万全にしたいものですね。

次の曲は【みかんハート_C&K】HD音質(16bit/44.1kHz)
ボーカル押し押しである一曲であるがゆえに、視聴する環境に誤魔化しがきかないのでは、と感じる一曲。
この曲を初めて聴いたときの感動が、もう一度押し寄せてきました。
ボーカルの声・息の震えが、そのまま身体に伝わってくるんです。
聴いてもらうと分かるんですが、ちょっと切ない曲なんです。その切なさが、ダイレクトに伝わってくるので涙がこぼれるんですね・・・。

ただ、いつもこの曲を聴くときに残念だったのが、せっかくのボーカルに若干のノイズが走るような聴こえ方があるんです。
音質の問題か、それとも環境によるものか、そもそもそういう曲なのかは分かりません。
しかしこのハーマンカードンは綺麗に嫌なところを取り除いてくれるんです。
音響設定の幅が少ないこのシステムですが、圧縮音源につきものである失われた音を補完する能力「Clari-Fi」を搭載しています。
ハーマンカードン非搭載車にはダイナミックビートエンハンサーを搭載しており、4段階の調整が可能です。
対してClari-Fiは音源に合わせて適正な調整を行い、美しく繊細な音を忠実に再現してくれます。


寄り道をしながら往復をし約4時間の使用でしたが、改めて音響機器の重要性を感じられました。
ワイヤレスイヤホンの勢力も増してきて手軽に音楽を聴ける時代ですが、まだまだカーオーディオも負けちゃいません。
通勤も、お買い物も、長距離のドライブにも、音楽というエッセンスを加えてみませんか?
当店ではレイバックでハーマンカードンを楽しめます、試乗と併せてぜひ一度聴いてみてください!
その際はUSBケーブルをお忘れなく!



一方そのころ。
時は変わって6月下旬。
理由あって成田空港にいるスタッフK。


飛行機から降りて真っすぐ向かったのが
【松戸富田麺旦】
濃厚魚介系つけ麺の中でも屈指の人気を誇るお店の支店。
ドロッと濃厚で何もかも溶けちゃってるんじゃないかって深い味わいのつけだれ、それをしっかり絡めとる小麦かおる極太麺。
ラーメン好きとしてはいつか食べたいと夢を抱いていただけに、この美味しさ・満足感、感涙。
近いものはいくつも食べましたが、やはりこれは唯一無二なのでは・・・。


限定に弱い日本人なので、限定豚骨ラーメンまで食べてしまう。
これもまた、なんでも溶け出しちゃったんじゃないかって疑うスープ。 底からは柔らかくなった骨のかけらのような、ザラッと感まである。
奥深く真っすぐで力強い豚骨スープ、本流でないメニューであろうにこの力の入れよう、恐れ入りました。
小諸市から約250Km、これを食べるために車を走らせたっていいんじゃないか・・・?

さっきまで空を飛んでいたスタッフKは、地に足をつけてレヴォーグに乗り込んで帰るのでしたとさ・・・。