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カートピア50周年 1972>>>2022までの歴史
皆さんこんにちは、松本村井店の早野です。
毎月ショールームでお配りしているカートピアは、1972年7月に創刊号を発行して50年。
50年ですよ、50年!
出版業界が衰退している中、カートピアが半世紀も続いているって素直に凄いなと思います。
というわけで今月は記念すべきカートピア50周年記念特別号です。
歴史ネタ大好物の松本村井店ブログで、今から50年前の1972年がどんな時代だったのか見てみましょう。
~1972年の出来事~
・札幌冬季オリンピック
・沖縄が日本に復帰
・カートピア創刊
・田中角栄新首相の誕生
・上野動物園のジャイアントパンダ「カンカン」と「ランラン」公開
【流行語】
「恥ずかしながら生きて帰ってまいりました」
グアム島のジャングルで28年間潜伏していた元日本兵の横井庄一っさんが、帰国の際に発した第一声。
1972年に私は生まれていませんが、この出来事を見ただけでも激動の時代だったことがわかります。
そして、忘れてはいけないSUBARU(当時の富士重工業)の歴史的な出来事。
『SUBARU 4WD誕生』
レオーネ4WDエステートバン
たぶん若い方は、名前も知らないかもしれないので簡単に解説します。
当時の4WDというとトラックベースの車が主流だったため、走行性能や快適性に難がありました。
そんな1972年に、国産初の乗用タイプ4WDとして「レオーネ4WDエステートバン」を発売。
実はこの車が元祖「水平対向エンジン+シンメトリカルAWD」の、まさに現在のSUBARU車のルーツとなったご先祖様。
あらゆる天候や路面で優れた走行性能を発揮しました。
1972年から始まり、昨年2021年6月末にはSUBARUはAWD車の累計生産台数2,000万台を達成しました。
驚くことにSUBARUの世界販売台数に占めるAWD車の販売比率は驚異の98%!!
スバルセールスの私もこの数字は正直驚きです。
燃費・室内スペース重視でFF車が主流の自動車業界で、SUBARUは老舗AWDメーカーになりました。
今月号を読むと今から50年前は、現代では想像もできない車社会だったようです。
道路事情も今とは全然違うようです。
この50年でドライブツールとしての一番の進化は、ナビの普及ではないでしょうか。
GPSによって自車位置が正確にわかるのが当たり前の現代ではわからない苦労が当時はあった…らしいです。
私は現代人なのでナビが無くて何が苦労なのか?わかりずらいので、当時のドライブ事情を昭和に免許取得した中田店長に尋ねてみました。
中田店長「当時は地図を持ってドライブ行くのは当たり前。皆さんクルマに一冊載せてあったよ。おかげで地図の読み方、距離感、東西南北の把握なんかは得意になったよ。北アルプスは西、美ヶ原は東ってね。でも、地図が読めても現在地が分からない。これがほんとに困る。長い峠なんかは自分が走っている道と地図の道が一致してるか?不安になるんだ。そんな時に道路標識や国道の表示、地名入った看板が出ると嬉しいもんだよ。時にはUターンしたり(笑)看板が神々しく思えた時代だよ。」「それにエアコンも無くて… ?」
店長スミマセン 、長くなるので今回はナビの事だけで(笑)。
最近はスマホのGoogleマップを使って目的地を検索なんて当時からすれば夢のような機能ですね。
私が入社した時、最初の上司に「営業はナビ使ったら道を覚えないからダメ!」って教えられたけど、今思うと道順なんて暗記する必要が無いですかね。
松本村井店でも数々のカートピアネタをアップしてきました。
【カートピア関係の過去記事】
カートピアを読むと運転が上手くなる?【クイズ!正しいドライビングポジション】2021.12.14
40年前のカートピア発掘!往年の名ラリードライバーを偲ぶ。2018.12.02
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特に歴史的な1979年のカートピアは、松本村井店の点検の待合スペースでどなたでも閲覧できます。
お越しの際はお気軽に手に取ってご覧ください。
<おまけ 当時のキャッチコピー>
最後に当時のカートピア裏表紙のキャッチコピーが面白いのでご覧ください。
明日と語り合った。LEONE
なんとも言えない昭和レトロ感がいいですね~。
ザ・ビッグ・ミニ レックス
大きいのか?小さいのか?
またしても、スバル!
なんと原監督も出ていました。
41年前からジャイアンツだったんですね!