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ソルテラ試乗‥予想外に凄すぎた。
ソルテラ試乗編
現在BEV(電気自動車)のシェアは僅か1%(ほぼ日産リーフが独占)と言われています。ということは!世の中の99%の人はBEVに乗ってことがないのかと思います。もちろん我々スバルスタッフもBEVは触るのも乗るのも初体験です。どんな走りなのか楽しみです。
早速ソルテラの運転席に乗り込んでスイッチ類をチェック!
試乗する前からハイテク
シフトがPレンジの状態で「VIEWスイッチ」を押してみると、シースルービューが作動。ソルテラの全周囲を透かしたような映像が流れます。すでに試乗前から感動!
続いてエージェント機能(音声対話サービス)を試します。
「Hi SUBARU」と、どこかで聞いたことのあるようなワードを発話をするとエージェント機能(音声対話サービス)が起動。ということでまずは目的地設定をやってみましょう。
ご用件をどうぞ。
「松本駅」
松本駅をお調べしまた。
松本駅(JR)に案内しますか?
「はい」
案内を開始します。
走行中とかも声だけで地図検索できていいじゃないですか!
他のワードも試してみます。
「Hi SUBARU」
ご用件をどうぞ。
「新しいニュース」
最新の主要ニュースが7件見つかりました。
なんと最新ニュースも自動で読み上げてくれました!便利!
「Hi ?SUBARU」
ご用件をどうぞ。
「天気予報」
5月16日現在地周辺の天気です。
運転しながら天気予報を読み上げてくれたり。
「Hi SUBARU」
ご用件をどうぞ。
「充電ステーション」
現在地周辺の充電ステーションをお調べしました。
一番不安だった旅先のEV充電ステーション探しも大丈夫そう。運転中も声だけで操作・検索ができるのはとっても便利でした!
予想外の加速力
前置きが長くなりましたが、いよいよ試乗です。ブレーキペダルを踏みながらパワー(イグニッション)スイッチでEVシステムを起動。この辺はいつものガソリン車と同じですね。といってもエンジン音はないので起動しても無音なのがちょっと違和感。
メーターに「READY」インジケーターが点灯したことを確認してダイヤル式シフトのリングを押しながら右に回すとDに入ります。ブレーキペダルを離すとソルテラはクリープ現象があるので、ガソリン車の様にゆっくり前進。走り始めるとシュイーンと遠くの方で微かにモーター音が聞こえるだけで、ほぼ無音。
踏むとめちゃくちゃ速い!
事前にスペックだけ見ると、ソルテラAWDのモーターは160kWなので、ガソリン車で例えると217馬力くらい?それで2,000kgの車重だからそんなに早くないでしょ~と思っていたら、いい意味で期待を裏切る瞬発力!!モーターだと発進時から最大トルクが発生して、しかもシームレスな加速。BEV凄いです。この瞬発力はWRX以上かも…。ガソリン車と比べると坂道発進とか一番違いが体感しやすかったです。
さらに驚きがハンドリングも悪くないです。重いバッテリーが床下に低く搭載されているので、低重心で曲がりやすく、これは素直に良い車です。勝手にレヴォーグSTI Sport EXが今まで乗ってきた車の中で一番よくできた車だと思い込んでいた私も、ソルテラに乗ると車の概念が大きく変わりました。ソルテラの走行性能が気になった方は、松本村井店にデモカーがあるので是非試乗してみてください。
航続距離を伸ばす小ネタ
お客様からよく聞かれる「BEV(電気自動車)は実際どのくらい走れるの?」ということで試乗車を始動したらメーターには残り365キロ表示。
で、ソルテラのエアコンを切ると、、、
なんと、航続可能距離が100kmもアップ!!エアコンって結構電気使うんですね。もし電欠しそうな時はエアコンをOFFにしましょう。「いやいや暑い日、寒い日にエアコン切れないよ?」って方にはALL AUTO ECOモードにすると自動でエアコン、シートヒーターなどを電費と人の快適性をバランス良く制御してくれるモードもありますのでお試しください。ソルテラは71.4kWhの大容量駆動用バッテリーを搭載しているので、日常使いは不安はなさそうです。
【駆動用バッテリーの容量低下を抑えるために】
・満充電状態での炎天下での駐車は極力控える
・ひんぱんな急加速、急減速をしない
・最高速付近での走行は控える
・走行開始前に満充電になるようにタイマー充電を活用
・ひんぱんな急速充電を避ける
という感じでいい意味で私のBEV(電気自動車)の期待を大きく裏切られたソルテラでした。
といっても車両本体価格5,940,000円~6,820,000円はSUBARUで一番高いプライス。
なので次回はソルテラの買い方を検証してみます。