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「SUBARU XV」「FORESTER」「LEGACY OUTBACK」を徹底比較
皆さまこんにちは。いつもスタッフブログをご覧いただきありがとうございます。松本村井店の早野です。
よく「XVかフォレスターで悩んでます」や「フォレスターとアウトバックは何が違うの?」と、SUBARUのSUV同士で悩まれるお客様が多いので、このSUBARU SUV三兄弟の魅力を改めて比較解説してみたいと思います。
【まずはスペックおさらい】
「SUBARU XV」
車両本体価格:2,200,000?2,981,000円(消費税10%込)
ボディサイズ:全長4465×全幅1800×全高1550(mm)
車両重量:1410~1550kg
1.6L DOHC リニアトロニック AWD 115馬力
2.0L DOHC 直噴+モーター(e-BOXER) リニアトロニック AWD 145馬力+モーター13.6馬力
JC08モード:15.8km/L(1.6Lガソリン)19.2km/L(e-BOXER)
WLTCモード:未測定(1.6Lガソリン)15.0km/L(e-BOXER)
燃料タンク:63L(1.6Lガソリン)48L(e-BOXER)
最低地上高:200mm
X-MODE(2モードタイプ、ヒルディセントコントロール付)※1.6i EyeSight は設定なし
安全性能:アイサイトツーリングアシスト、歩行者保護エアバッグ、7つの乗員保護エアバッグ、衝突安全ボディ(スバルグローバルプラットフォーム)、アクティブトルクベクタリング
「FORESTER」
車両本体価格:2,860,000?3,234,000円(消費税10%込)
ボディサイズ:全長4625×全幅1815×全高1715(mm)
車両重量:1520~1660kg
2.5L DOHC 直噴 リニアトロニック ?AWD 184馬力
2.0L DOHC 直噴+モーター(e-BOXER) リニアトロニック 145馬力+モーター13.6馬力
JC08モード:14.6km/L(2.5Lガソリン)18.6km/L(e-BOXER)
WLTCモード:13.2km/L(2.5Lガソリン)14.0km/L(e-BOXER)
燃料タンク:63L(2.5Lガソリン)48L(e-BOXER)
最低地上高:220mm
X-MODE(2モードタイプ、ヒルディセントコントロール付)
安全性能:アイサイトツーリングアシスト、歩行者保護エアバッグ、七つの乗員保護エアバッグ、衝突安全ボディ(スバルグローバルプラットフォーム)、アクティブトルクベクタリング
「LEGACY OUTBACK」
車両本体価格:3,410,000?3,575,000円(消費税10%込)
ボディサイズ:全長4820×全幅1840×全高1605(mm)
車両重量:1570~1580kg
2.5L DOHC リニアトロニック AWD 175馬力
JC08モード:14.8km/L
WLTCモード:未測定
燃料タンク:60L
最低地上高:200mm
X-MODE(2モードタイプ、ヒルディセントコントロール付)
安全性能:アイサイトver3、7つの乗員保護エアバッグ、衝突安全ボディ、アクティブトルクベクタリング
まず車両本体価格を見ると、SUBARU XV<フォレスター<アウトバック?と上手く棲み分けされているのがわかります。
ボディサイズについては、SUBARU XVは全高1550mmで、都市部の立体駐車場対応です。ルーフレール装着車は車種によって全高が15mm?55mmほど上がります。駐車場事情に合わせてお選びいただけます。
安全性能はSUBARU XVの1.6i EyeSight(ベースグレード)のみ「後退時ブレーキアシスト」は設定なしですが、それ以外1.6i EyeSight からフラッグシップのアウトバックまで「プリクラッシュブレーキ」「後退時ブレーキアシスト」「AT誤発進抑制制御」「車線逸脱抑制」「ふらつき警報」等は全て標準装備です。
アイサイトセイフティプラス(運転支援)、アイサイトセイフティプラス(し
アイサイトに関しては、アウトバックは現行型の設計がやや古いので、時速60km未満でもレーンキープができる「アイサイトツーリングアシスト」ではありませんが、クルーズコントロールは120kmまで対応です。
もちろん全車種SUBARU車の特徴である重量バランスに優れたシンメトリカルAWDで、滑りやすい路面でも発進性を高めてくれます。特にフォレスターの最低地上高220mmはSUVでもトップクラスです。
【同乗者目線での室内の快適性】
「SUBARU XV」
フルオートエアコン、シートヒーター2席(本革シート装着時のみ)USB電源フロント2ケ(1.6i-L EyeSight以上はフロント2ヶ+コンソールボックス内蔵2ヶ)
「FORESTER」
リヤシートリクライニング、後席エアコンベンチレーター、シートヒーター4席、ステアリングヒーター、クリーンサイドシル、USB電源(フロント2+リヤ2)、ドライバーモニタリングシステム(Advanceのみ)
「LEGACY OUTBACK」
リヤシートリクライニング、後席エアコンベンチレーター、シートヒーター4席、ステアリングヒーター、USB電源(フロント2+リヤ2)
後席に人が乗る機会が多い方は、リヤシートがリクライニングして、空調も充実したフォレスターとアウトバックが快適にくつろげてお勧めです。特にドライバーチェンジする機会がある場合は「ドライバーモニタリングシステム」搭載のフォレスターAdvanceグレードは、運転席に乗車すると顔認証であらかじめ設定されたシートポジションやドアミラーも角度を自動調整してくれるので非常に快適です。逆に普段1人?2人しか乗らないって方はSUBARU XVも十分快適です。
【ラゲッジの実用性を検証】
「SUBARU XV」
385L(e-BOXERは340L)
ゴルフバッグ3個積載可能
開口部と荷室ボード後端の間に10cmくらいの段差があります。
「FORESTER」
520L(e-BOXERは509L)ワンタッチフォールディング機能付
ゴルフバッグ4個積載可能
「LEGACY OUTBACK」
559L(パワーリヤゲート装着車は557L)ワンタッチフォールディング機能付
ゴルフバッグ4個積載可能(※大きさによっては積載できない場合があります)
トランクを比較すると、荷物を沢山積む方は500Lクラスあるフォレスター、アウトバックがお勧めです。ワンタッチで簡単にフルフラットにできるので、車中泊や自転車も乗せることができます。
フォレスターのメーカーオプションのアイサイトセイフティプラス(視界拡張)に含まれる「スマートリヤビューミラー」を付けると、荷物で後方視界が遮られる時もカメラで視界を確保します。キャンプ道具などを満載に積む方にお勧めです。
SUBARU XVもコンパクトSUVでありながら9インチサイズのゴルフバッグを3セット搭載可能なため、日常のお買い物からレジャーまで万能に使えます。
【まとめ・お勧めユーザー】
「SUBARU XV」
・普段1人?2人乗りが多い。
・コストパフォーマンス重視(1.6iでもツーリングアシスト標準装備!)。
・都市部からレジャーフィールドまで行動範囲を制限したくない。
「FORESTER」
・家族や同乗者も快適に過ごしてもらいたい。
・たくさんの荷物を積んで長距離移動する。
・安心の最低地上高220㎜で、携帯電話の電波が届かないような奥地に行く。
「LEGACY OUTBACK」
・長距離をたくさんの荷物を載せてゆったりと走りたい。
・人と違う車に乗りたい(かぶりたくない)。
・輸入車だと嫌味っぽいけど、安っぽい車には乗りたくない。
独断と偏見もありますが、主にスペックで三兄弟の魅力を比較してみました。
正直ここまでは調べればカタログでわかる情報です。
そこで次は実際に店頭で試乗体感してみてください(重要!)。
・SUVなのにコーナーでロールが少ない重心の低さ
・運転席から見た360度の視界の良さ
・内装の上質感
・乗り心地
・静粛性の高さ
・乗り降りのしやすさ
実際に試乗しないとカタログではわからないポイントです。
一日中カタログを読むより、10分でも試乗する方が得るものが多いと思います。
試乗では交差点やコーナーでの試乗車の挙動にご注目ください。
ちょっと早いかな~、位の速度で進入(法定速度で十分です)、背高なSUVでありながら、ロールを感じないコーナーでの安定感。
まるで運転が上手くなったと感じるほど気持ちよく曲がってくれます。
SUBARU車の特徴である運動性能が高いシンメトリカルAWD(低重心かつ左右対称レイアウト+フルタイムAWD)という世界的に見ても非常に独創的なパッケージングで、雪道、高速、山道などの過酷な環境が得意です。
そうなんです!まさに長野県の土地柄にもピッタリ!
この悪条件での信頼感が、スバリストと呼ばれる何台もスバルに乗り継ぐオーナー様が、他銘の車に乗り換えられない魅力のひとつです。
大型店舗の松本村井店では、なんとこのSUBARUXV、フォレスター、アウトバックの3車種同時に乗り比べ試乗が可能です。試乗するとカタログスペックではわからない魅力を感じて頂けます。是非店頭でピッタリな一台をお選びください。
※試乗車は他店舗に貸し出すこともあるので、事前のご予約をお願いします。