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スバル信州バースデイ。おかげさまで11歳。
おかげさまで皆様のご愛顧を頂き、スバル信州は令和元年10月1日を持って11歳になりました。
これを機会に11年前の平成20年10月1日を振り返ってみましょう。
当時、SUBARU(富士重工業)といえば「レガシィツーリングワゴン」でした。
現在のSUBARUの代名詞にもなった運転支援システム「アイサイト」が初めてレガシィに搭載された年でもあります。
他に登録車は「インプレッサ」と「フォレスター」のみで、やっとこの年に「エクシーガ」が登場したころでした。
自動車業界全体では、ホンダフィットが販売台数ナンバーワン。軽自動車はスズキワゴンRがトップでした。
世間では夏の北京オリンピックで、北島康介の二連覇、女子ソフトボールの金メダルのシーンをテレビで見ていたことを思い出します。
そして、スバル信州発足寸前の平成20年9月には、リーマン・ブラザーズの経営破綻。世界経済が大恐慌に陥った「リーマンショック」が起きました。
弊社も例外ではなく「節約」との大号令がかかり、「カラーコピー禁止」、「裏紙の利用」、「蛍光灯の本数抜き」を余儀なくされた事を思い出します。
さて、時間をさかのぼり、ひと時の時空旅行を楽しんでいたら、なんとタイムリーにお客様からプレゼントを貰いました!
1962年(昭和37年)元旦の新聞広告を発見したとの事です。
このお客様は表具屋さんで、古い襖を解体している時に偶然発見し、わざわざ私達に見せたくて持って来ていただきました。
当時のことがわかる貴重な資料なので、ブログにもアップさせて頂きます。
「空に陸に 新しい時代をつくる 富士重工!」とのキャッチコピー。
昔のことはやっぱり中田課長かな?ということで当時のことを聞いたら、生まれてもいない当時のことを得意そうに教えてくれました。(得意のウィキぺ…を片手に…知ったか…)
まず空とは…
T1F2ジェット機を航空自衛隊の練習機として納入、松本空港にも来ていたYS-11の尾翼と主翼を生産していました。
次に陸。
国民的なスクーター「ラビットスーパーフロー250cc」と「ラビットジュニア」の二機種を販売。
トラクター、消防ポンプなどのロビンエンジンを搭載した農機具の生産。
そして、鉄道車両の「ディーゼル特急・はつかりキハ80型」を生産。
当時は多岐に渡った重工メーカーだったのですね。
そして我らが日本の代表的国民車「スバル360」を、東京タワー完成と同じ昭和33年に発売しました。
ここから現在のSUBARU車がスタートしたんですね。
あっ、マズイ!つい楽しい時空旅行を課長としてたらこんな時間に。部長に「頼むから、早く帰ってくれよな。残業時間が…」
きっと数年後には働き方改革が懐かしくなるんだろうな。