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SUBARU車を貴重品ロッカー代わりにする裏技
皆さんこんにちは。松本村井店の早野です。
長い梅雨が明けたと思ったら今度は急に連日猛暑日。
我が家は定休日に新潟まで海水浴へ行ってきました。
ところでSUBARU車には、キーを持っていなくても暗証番号でドアロックを解錠できる機能があるってご存知ですか?
その名も「暗証コード式キーレスエントリー」。
何に使うの?という声が聞こえてきそうですが、例えばこんな経験はないでしょうか。
海水浴や釣りなど水の中に入るようなレジャーは、キーや携帯電話は水没させて故障させてしまうリスクがあるので、できれば持ち歩きたくないですよね。
でも都合よく貴重品を預けるロッカーがない時。
他にもスキーやランニングみたいなスポーツをする時に手ぶらでいたい時。
実はそんな時、SUBARU車にしかない「暗証コード式キーレスエントリー」と「節電モード」を駆使して、どこでも簡単にクルマを擬似的な貴重品ロッカー代わりにすることができてしまうんです。
①リクエストスイッチに好きな番号を登録
5桁の暗証番号(シークレットナンバー)を登録。
↑詳しくは取説をご覧ください。写真はフォレスターの取説です。
設定は複雑そうですが、取説を片手に手順通りやればそんなに難しくはないです。
もちろん設定した暗証番号は忘れないようにご注意ください!笑
ちなみにリクエストスイッチはリヤゲートのここにあります。
②節電モードをセット
以前、リレーアタック対策としてブログでご紹介した「節電モード」がここで再び登場。
通常、室内にキーを置き忘れてロックしようとすると、インロック防止機能が働くのですが、節電モードをセットすることでインロックが可能になります。
③わざとインロック
節電モードで電波を発しないキーをグローブボックスなど、室内で外から目のつかない場所に置いてください。
運転席ドアの集中ドアロックスイッチで施錠します。
そのまま運転席ドアを閉める際に、ドアハンドルを引きながらドアを閉めるとインロック完了。
これでSUBARU車を使った擬似貴重品ロッカーの完成!!!
画像は使用中のイメージです。
レジャーを楽しんでクルマに戻ったら
④暗証番号でドアロックを解錠
冒頭で設定した5桁の暗証番号をリヤゲートにあるリクエストスイッチに入力。
取説の登録例と同じ32468の場合。
1.スイッチを3回押して、ブザー(ピッ)が1回鳴るのを待ちます。
2.スイッチを2回押して、ブザー(ピッ)が1回鳴るのを待ちます。
3.スイッチを4回押して、ブザー(ピッ)が1回鳴るのを待ちます。
4.スイッチを6回押して、ブザー(ピッ)が1回鳴るのを待ちます。
5.スイッチを8回押すと、ブザー(ピーピー)が鳴って全てのドアが解錠されます。
⑤キーを復帰させて元どおり
ドアを開けてキーを室内から取り出して節電モードから復帰させます。
復帰方法は上の取説画像を参照してください。
これでクルマに乗って帰れます。
以上、裏技ですがこんな風に手ぶらでレジャーが楽しめてしまうSUBARU車。
SUBARU車にはまだまだあまり知られていない機能があるので、また次の機会にご紹介したいと思います。
〈補足〉
暗証コード式キーレスエントリーは、キーレスアクセスプッシュスタートを装着したSUBARU車で使えます。BRZなど一部車種は設定されておりません。
節電モードの対応車種は、GT/GK型インプレッサ、XVのAタイプから、SK型フォレスター、BS/BN型レガシィのDタイプ以降、VM/VA型レヴォーグ、WRXのEタイプ以降が対応しています。
最後に大事な注意点。
万が一ですが駐車中にクルマのバッテリーが上がると暗証コード式キーレスエントリーが使えずJAFを呼ぶことになるので、試す際は自己責任でお願いします!!