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事故のリスクを減らす予防安全
一年で一番交通事故の多い12月になりました。
以前「衝突安全性能」をブログでご紹介しましたが、本日は事故を起こすリスクが少ない車があればということで「予防安全性能」のご紹介です。
2018年11月29日に国土交通省と独立行政法人自動車事故対策機構(NASVA)が予防安全性能アセスメント(2018年版)の結果を発表しました。
従来は、衝突被害軽減ブレーキ(前方車両、歩行者)、車線のはみ出し警報、後方視界情報の4項目の試験でしたが、
今年からさらに衝突被害軽減ブレーキ(歩行者/夜間・街灯あり)、高機能前照灯、ペダル踏み間違い時加速抑制装置の3項目が追加となりました。
126点満点で試験した結果がこちらです。
↓↓↓
1位 トヨタ カローラスポーツ 122.4点 ASV+++
2位 SUBARU フォレスター 122.3点 ASV+++
3位 ホンダ N-VAN(style fun) 120.6点 ASV+++
4位 ホンダ N-VAN(L) 119.2点 ASV+++
5位 マツダ アテンザ 113.3点 ASV+++
6位 スズキ ソリオ 111.1点 ASV+++
7位 三菱 ekスペースカスタム 93.2点 ASV+++
8位 トヨタ カムリ 75.6点 ASV++
9位 スズキ クロスビー 63.9点 ASV++
10位 三菱 エクリプスクロス 63.5点 ASV++
11位 ホンダ オデッセイ 62.7点 ASV++
フォレスターが惜しくも2位!
なんと0.1点差!
結果を見て思うのが、400万円の高額車の性能が必ずしも高いわけでもなく、100万円台の軽自動車も健闘しているのが意外でした。
さらに動画で見ると点数差以上に性能差があるのがよくわかります。
特に「ペダル踏み間違い時加速抑制」の動画に注目してみてください。
この10年アイサイトの影響で、「衝突被害軽減ブレーキの普及」という自動車業界で大きな変化がありました。火付け役となるSUBARUの初代アイサイトが発売した2008年だったのでちょうど10年前。その後、2010年にはSUBARUがアイサイトver2を破格の10万円で発表し、さらに「ぶつからないクルマ?」のCMで爆発的なヒットとなりました。
それまで衝突被害軽減ブレーキのような安全装置は、高級車の高級オプションと相場が決まっていたので、10年でここまで安全技術が普及するとは、誰も想像していなかったのではないでしょうか。
ABSですらオプションだった軽トラが、今では衝突被害軽減ブレーキの設定がある時代になったくらいです。連日のようにペダルの踏み間違え事故のニュースを見るので、こういった事故を防ぐ技術が普及したことは素晴らしいですね。
SUBARUでは、アイサイトver3で「ぶつからない技術」「ついて行く技術」「はみ出さない技術」とさらに進化を続けています。
特に時速0㎞から全車速域でアクセル、ブレーキ、ハンドルの制御をするアイサイトのツーリングアシスト搭載車に乗ると、ここ10年で本当に便利で快適な時代になったなーと思いました。
松本村井店 早野