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【永久保存版】松本村井店10周年記念 前身からの100年の歩み
こんにちは。松本村井店です。
おかげさまで、本日スバル信州(株)は、創立10周年を迎えることができました。
実は松本村井店という店舗名称も本日で10周年になりました。
最近初めてスバル車オーナーになった方も、古くからのスバリストの方も
ウィキペディアよりも深く松本村井店の長い歴史をご紹介いたします。
いつもより長文なので、ご興味あれば続きをご覧ください。
【1918年(大正7年)】
今から100年前、旧松本スバル自動車(株)がその後事業を引き継ぐ事となる旧(株)森川自動車商店の前身、森川商店が北深志(旧町名 安原町)に会社を発足させ、モーターバイク修理とフォード社の輸入代理店(T型フォード)としてスタートしました。
【1924年(大正13年)】
松本駅前の松本バスターミナルビル南側(旧町名 西五町)に移転、その後時を経て、(株)森川自動車商店として富士重工業(現在のSUBARU)の代理店になり、スバル360や日産ディーゼルの前身である民生ディーゼルのトラックなどを販売していたと聞いております。
【1967年(昭和42年)12月】
(株)森川自動車商店が、現在の松本市村井町(旧名、東筑摩郡芳川村。当時はここは村だったんですね!)に建設移転されました。桑畑を整地して建てたそうで、当時は周囲で一番大きな会社でした。よく見ると北側道路まで敷地が繋がっており、現在より広い敷地でした。
当時の社員の皆さんは、車など持っておらず駅前から遠方に引っ越した会社に通勤する手段に困ってしまったそうです。そこで当時の社長の英断で、松本駅から村井の会社までバスにて送迎をしたそうです。世間の会社は8時始業が多かった時代ですが、森川自動車は8時30分始業でした。その理由は、松本駅発のバス時間を世間の8時始業に合わせたかららしいです。
珍しい当時の航空写真。左斜めに走る道路が国道19号です。周りは畑や田んぼが目立ちますね。
さすがに写真は色褪せており、見にくいです。復元する技術があれば良いのですが…。
当時、この地には珍しく、鉄筋2階建ての立派な建物でした。
ショールームに入っているのはスバルff?1 1300G‥かな?
【1973年(昭和48年)4月11日】
この年、富士重工業(現在の(株)SUBARU)が、旧(株)森川自動車商店から松本スバル自動車(株)としてディーラー権を引き継ぎました。
ショールームにはレオーネが展示されています。まだレガシィ誕生の遥か前です。
ディーラーでは非常に珍しい社員食堂がありました。つい10年前まで存在していました。
カレーうどんが当時では珍しいメニューで好評でした。
食堂の隣にはなんと!大浴槽を備えたお風呂まで有りました!
そして事務所には宿直室なる部屋があり、宿泊可能でした。ビックリ。
意外と無いのがこの間の1980年代から1990年代の写真。
コツコツ探してみたいと思います。
【2008年(平成20年)10月1日】
長い年月を経て、一気に2008年に飛びます。
10年前の今日、旧新長野スバル自動車(株)と旧松本スバル自動車(株)が合併してスバル信州(株)が誕生しました。
さらに松本店が、松本村井店へと店名が変わったのもこの時です。
【2010年(平成22年)】
旧ショールーム屋上より撮影。
当時のお客様駐車場(緑色の所)&社員駐車場。
お客様スペースよりも社員用の方が広いのはナゼ?
左から更衣室、第1工場、サービスフロント、部品課、第2工場、社員食堂、社員寮。
整備待ち車輌たち。まだ軽自動車も多いですね。
中古車展示場(カースポット松本村井)。
まだ初代WRX(GC8)が展示場最前列に。
社屋も築42年が経ち、新耐震基準に適合しておらず、老朽化も激しかったので、社屋の建て替えが決まりました。
【2011年(平成23年)】
旧社屋から引越し時のメンバーで記念写真。
旧ショールーム解体作業。
旧社屋の建物の基礎にあたる部分のコンクリートは予想以上に頑丈で、解体業者が苦労して3日ほど日程が伸びたのと同時に、当時の仕事に感心していました。
ちなみにここが現在のお客様駐車場です。
【2011年(平成23年)11月 ~ 2013年(平成25年)1月】
待望の松本村井店新ショールームがオープン。つづいて新サービス工場が完成し、併設の中古車展示場もG-PARK松本としてリニューアル。晴れてグランドオープンの運びとなりました。
【2018年(平成30年)現在】
手前味噌ですが、おかげさまで多くのお客様に快適な居心地の店舗として愛されております。
これから次の時代も皆様のご愛顧のほどよろしくお願いします。